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●本●
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●私の部屋のポプリ● 熊井明子 河出書房新社 <エッセイ> |
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熊井明子さんといえば女性エッセイストの草分け的存在で、映画監督熊井啓さんの奥様であり、もう雲の上のお人ですが、その熊井さんのエッセイの復刻版です。帯には梨木香歩さんのお言葉が。「気骨ある気品」と書いてあるけど、その通りだと思う。1970年代に書かれたものなのに、まるで現代版のような内容。熊井さんがいかに自分というものをしっかり持った、気品のある方かわかるのだ。うさぎは特に「ふたりでも生きられるひと」というエッセイが大好きです。
「(生活の)細部を整えていくと、満足感から自信が生まれ、自分の生活のスタイルが生まれる。他人を気にせず、自由に思いきりやりたい事に熱中する心のゆとりが、女性を生き生きと美しくする。そんな女性の輝きは他の人まで照らし、ある種の気候のように、他人の内に眠っている花まで開花させる。」
生きていく力を満たしてくれるエッセイです。
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